十面相


最初の私は大人しい娘 恋に敗れて
感情を閉ざすの
新しい人格作り上げ
私達の感情は入れ替わる

ああああ ああ ああ ああああああ

3、受け入れたくない記憶を
4、別の人格とみなし
5、他人事のように振る舞い
6、そうやって自分を守った
7、記憶の共有はされない
8、互いの存在も知らない
9、時が流れ流れ 今は
10人の人格が此処に居た

私の中の住人が同じ男に恋をした
みな皆 報われぬまま 男の答えは
『君の中の一人だけを愛しましょう』
心臓が高鳴る私達の 早まる鼓動を
押さえつけて


君がまるで別人のように
なって僕の元へ訪れる
その度に胸が締め付けられる
と同時に、惹かれていった

でもね、君には言わねばならない
他の君にも、もう伝えたが
僕は一人の人しか愛せない
人格は一つしか選べない

私は多重人格?
微笑んでいるのは何故?

私の中の十人は みな皆もう
気が付いていた
自分の生まれた理由とは何か

一つの愛を 手にする事が役目なら
もう終わってしまったね
さぁ最後にみんなで笑いましょ
さよなら おかえり
私は元の一人よ




  • 最終更新:2011-05-02 20:11:10

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード